こんにちは。てんぷるです。
こちらの記事はBOOTH「てんや和ん屋」で販売しているガレージキット(以下ガレキ)を組み立てる前の準備段階として、「てんや和ん屋」のガレキの概要や、組み立てに必要な道具などを説明します。
初めて組み立てるという方や既に組み立てたことがある方も、ぜひご一読いただけますと幸いです
てんや和ん屋のガレキについて
使用しているレジン
「てんや和ん屋」のガレキですが、タイトルにもある通り光造形3Dプリンタ製です。
光造形3Dプリンタの仕組みなど詳細は割愛しますが、原料はUVレジンという紫外線で硬化する液体で、「てんや和ん屋」では「エキマテ」というレジンのみ使用しています。
(主に安全性と印刷品質の観点から、2023年ごろから使用しています。詳細はリンク先でご確認ください。)
2026年3月現在では、ホワイトとグレーを混色したものを使用していて、商品によってはクリアも使用しています。お手元に届く際は、基本的にはグレーだと思っていただければと思います。
ちなみに、シリコンの型に2液レジンを流して作られているレジンキャスト製のガレキとは扱いが全く異なるのでいくつか注意点が必要になります。
取扱いの注意点
「てんや和ん屋」のガレキ(以外にも光造形3Dプリンタ製のキット全般)は以下の手順で生産しています。
- 3Dプリンタで印刷
- 洗浄 1回目 (超音波洗浄機で余分なレジンを取り除く)
- 洗浄 2回目 (超音波洗浄機で取り切れなかった分を筆などで取り除く)
- 二次硬化 (乾燥後、UVライトを当てて硬化)
- 梱包
- 出荷
つまり二次硬化済みのキットをお届けしていることになりますが、注意していただきたいのは以下の3点です。
- なるべく水につけない (煮ない)
- 眼鏡やマスクで、破片や削りカスから身を守る
- 万が一硬化していない箇所を見つけた場合は素手で触らない
それぞれ説明します。
水につけない (煮ない)
3Dプリンタ製のキットは、レジンキャストのキットと違い離型剤(シリコンの型からパーツを取り出しやすくするもの)を使用していません。前述した手順にもある通り、二次硬化前に水で洗浄済みです。
そのため、お手元に届いてから洗剤+超音波洗浄機で洗ったり、鍋に入れて煮たりするという手順は不要です。
長時間水につけてしまうとフニャフニャになったり、パーツが崩壊するといったことが起きますので、絶対に水につけないでください。万が一水につけてしまって破損した場合はご連絡ください。個別に対応します。
眼鏡やマスクで、破片や削りカスから身を守る
「てんや和ん屋」のキットでは、基本的にサポート材(プラモデルでいう、ランナーのようなもの)がついた状態で発送しています。
サポート材を取り除かないと組み立てることができないので、組み立て前に取り除いていただく必要がありますが、切り取ったときに破片が飛び散り目に入ってしまうことがあります。模型用メガネを付けるなど、必ずご自身の身を守ってください。
また、サポート材はニッパーだけではきれいに除去できずヤスリを使用する場合もあるかと思います。非常に細かい粒子で飛散するため、集塵機を使用したり、防塵マスクを使用したりするなどご検討ください。
万が一製作の際にけがをしてしまった場合、責任は負えませんのでご了承ください。
万が一硬化していない箇所を見つけた場合は素手で触らない
「てんや和ん屋」のキットは、出荷前にUVライトを使用してレジンを硬化しています。完全に硬化している場合、表面がサラサラになっていますので、素手で触っても問題はありません。
光が届くようにサポート材を設置したり、届きにくい部分はサポート材切ったりしていますが、万が一べたつきを感じる場合はUVライトで追加の硬化をしてください。
万が一べたついた箇所を触ってしまった場合は、十分に水で洗い流してください。硬化できない、硬化中に破損した等ありましたら XのDM や お問い合わせ からご連絡ください。
ガレキを組み立てる前の準備
組み立てに必要な道具
組み立てるのに必要なツールは、以下のものがあれば十分かと思います。
・ニッパー
・デザインナイフ
・ピンバイス (1~3mmの刃)
・瞬間接着剤
・紙やすり

それぞれ詳しく説明していきます。
ニッパー
耐久性の高さとお値段から、ガレキを組み立てるときはタミヤ モデラーズニッパーαを使用しています。
主にサポート材を除去することが目的なので、他のニッパーでも代用が可能です。ただし、刃が薄いゴッドハンド社のアルティメットニッパーの使用は避けてください。
プラモデルの素材と比べて、硬化したレジンは意外と固いです。最悪の場合刃が折れる可能性がありますのでご注意ください。
デザインナイフ
ニッパーで取り切れなかったサポート材の除去に使用します。私は長年タミヤ社のものを使用していますが、OLFA社のものでも問題ないと思います。定期的に替刃を交換して切れ味の良い状態を維持しておくと怪我をしなくてよいです。
ピンバイス (1~3mmの刃)
パーツに磁石を取り付けたり、パーツに真鍮線を通すために使います。「てんや和ん屋」のガレキは1~3mmの穴をあけていることが多いので、ゴッドハンド社のパワーピンバイスとドリル刃のセットを持っておくと安心です。ドリルの穴が3mmで取り回しが楽という理由で愛用しています。もちろんサクサク彫れるのでおすすめです。
磁石の取り付けにはビットブレード、真鍮線を通すにはドリルビットがあると便利です。磁石を多用するガレキが多いので、使用頻度はビットブレードのほうが多いと思います。
瞬間接着剤
磁石をパーツに取り付ける際に使用します。個人的な好みでタミヤの高強度タイプのものを使用していますが、必ずしもこれでなければダメという訳ではありません。お好みです。
紙やすり
デザインナイフでサポート材を除去した後、荒れた表面を整えるのに使います。あと、塗料の食いつきをよくするために表面を磨く時にも使います。個人的に、最低400番だけあればよいかなあと思います。
たまたまクレオスの紙やすりを使用していますが、タミヤのものでもホームセンターで売っているものでよいと思います。
その他
そのほか、購入するキット次第では、別途ネオジム磁石や真鍮線が必要になりますので、事前にBOOTHの商品ページからご確認ください。
おわりに
以上、組み立てる前の準備段階として、「てんや和ん屋」のガレキの概要や必要な道具などを説明させていただきました。
長くなってしまったので別記事で組み立てのコツなどを説明できればと思います。
不明な点等ありましたら、コメントやXのDM、お問い合わせ などから気軽にご連絡ください。



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